学生向け賃貸情報サイト「学生ナビステーション」
賃貸入門・契約までのすべて
東京での学生生活のスタート、楽しく豊かな日々を送るための拠点になる部屋探し。どんな街との出会いがあるでしょう。賃貸物件の探し方から、入居までをご案内します。
こんな街に住みたいと思ったら・・賃貸物件の資料集め
大学、短大、専門、専修学校の場所を地図で確認しよう。近くの街の施設や歴史をしらべてみると、こんな所に住みたいという街があるかもしれない。
まずは学校の近所から探し始めること。
検索サイトでお好みの地域の物件を扱っている不動産屋を、リストアップ。
下記の条件を提示し資料集め(間取り図)からスタートする。
・家賃
・地域
・部屋の広さ(間取り)
・その他自分がこだわること
いろいろな、観点でじっくりと・・・資料の検討
検討のポイント
□ アパートかマンションか 築年数は
□ 何階か、 バルコニーかベランダはあるか
□ 駅・バス停(学校)からの距離
□ オートロックかどうか
□ フローリングか和室か
□ ガスか電磁調理器か(揃える調理器具が違う)
□ バス・トイレ別かユニットバスか
□ 収納スペースはどのくらいか
□ エアコン・照明器具が付いているか
□ ペット・ピアノの可・不可(自分の希望で)
□ 洗濯機置場(室内・外・なし) 洗濯物干場の有無
□ 商店街や都や区の公共施設が近くにあるか
住み易さは住居そのものも重要ですが、周りの環境も十分考慮することが大切です。近くにどんな店、あるいは商店街があるかによって、生活の水準が変わります。一人暮しをして体を壊し勉強出来なくなるなんて、ナンセンス!それから、女性の場合は地域の治安が良いかどうか、安全に配慮した住いかどうかが、一番大きな条件です。
間取りを見ても希望物件が見つからなければ、少しずつ地域を広げるまたは、条件を減らしてみましょう。例えば敬遠しがちな古いマンションでも、しっかりした建築で、リフォーム済みといったところは、見学に行ってみると趣もあり住み易そうな物件だったり・・・。古いというだけのことで、家賃が安いという場合があります。資料収集を念入りに、気になる物件は見るだけでもしておくことをお勧めします。
いくつか、気に入ったところが見つかったら・・・見学
・見学に行くのは、晴れた日の昼間。陽当たりや人通りのチェック、騒音の問題など。女性の場合は、エントランス、玄関の回りの様子、近くに空き地がないかどうかなどの治安面も。
・近所の方にも、声をかけてみては?
・見学には複数で、自分だけではチェック仕切れないこともある。
ついに決まった、自分だけの住処・・・不動産屋への申し込み
・不動産業者の申し込み用紙に記入。その際、引越しまでのスケジュール、いつどこで契約をし、いつから入れるかなど、自分の予定、希望を知らせて確認。
・それを、部屋の持ち主が、チェックし、OKになれば契約ということになる。
さあ、いよいよ契約だ・・・本契約
・申し込みが了解されると、本契約。契約書はきちんと読んで、解からないことは遠慮せずに説明をしてもらう。
・契約に必要な費用は次の通り
1.敷金(部屋を出る時にかかるリフォーム代金)
2.礼金(部屋の持ち主に支払う代金)
3.仲介手数料(不動産屋さんへの代金)
4.前家賃
通常、敷金は家賃の2回分、礼金も同じく家賃の2回分、それに仲介手数料、前家賃で賃料の6回分が必要。しかし、最近では礼金が1回だったり、仲介料が半額だったり、礼金、敷金不要というところもあります。
その他予約金が必要な場合もあるが、その性質(キャンセルしたら戻ってくるかどうかなど)を確認、必ず領収書をもらいましょう。
・それ以外に必要なもの
契約に必要な書類、保証人の条件、保証人の必要書類などは業者によって違うので確認する。
そして、入居・引越し、新しい生活が始まる
・契約が済むと、鍵と契約書の控を受領。鍵は通常2本が渡され、もう1本は部屋の持ち主または管理する不動産業者の手元にという形が多い。
・契約書などの書類は、その部屋を出るときに必要になるので必ずクリアーファイルなどに入れて大切に保管する。 引越しについては「引越し大作戦」を参照してください。
賃貸の部屋探しから、契約まで初めてのことばかりだと思います。高校生から大人の世界への第一歩ですね。いろいろな街を見て、考えて、交渉して、自分のお城を手に入れる。君たちの力を試してみましょう。